8月の半ばを過ぎても、昼間の日差しはまだまだ真夏そのものです。それでも夕方の空を見上げると、光の色がほんの少しだけやわらかくなっているのに気づく日があります。
日暮れと虫の声に混じる、ちいさな秋
今年の残暑もなかなか手強くて、昼のあいだは冷房なしでは過ごしにくい日が続いています。それでも日没の時刻は、真夏の頃と比べて少しずつ早まっているのだそうです。
窓を開けたときに聞こえてくる虫の声も、いつの間にか蝉一色ではなくなっていたりします。夜のほうから細く響く音色が混じり始めると、暦のうえの立秋という言葉が急に身近に感じられます。
体感の暑さと、暦のうえの季節。そのふたつが少しずつずれていくのが、ちょうど今ごろの時期の面白いところなのかもしれません。無理に「もう秋ですね」と言い切るのではなく、残暑のなかにひとさじだけ秋を見つける、そのくらいの距離感がちょうどよい気がしています。
サイトの裏側では、少し気の早い準備を
読者のみなさんがまだ扇風機や冷感グッズを手放せずにいる一方で、当サイトの編集の裏側では、少しずつ秋冬向けの家電記事の見直しを進めています。
加湿器やヒーター、こたつ、電気毛布、布団乾燥機。名前を並べただけで、体感の温度がふっと下がりそうな顔ぶれです。真夏のうちから寒い季節の記事に向き合っているのは、いざ寒さが本格化してから慌てて情報を探すことのないよう、少しでも早く整った形でお届けしたいからです。
レビューを読み比べたり、去年から仕様が変わっていないかを確かめたり。地味な作業の積み重ねですが、季節が動く前のいまだからこそ落ち着いて取り組める時間でもあります。
残暑と秋の気配が入り混じるこの時期は、体調も少しゆらぎがちです。冷房と外気の温度差、寝苦しさの残る夜。どうかご自身のペースで、季節の移ろいをゆっくり感じてみてください。次のノートでも、また小さな変化を拾い集めてお伝えできればと思います。
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